ART WORK(作品)
Phantom Killer 2014 street performance
~史上最悪の通り魔渋谷に現る!!~
2014年10月31日未明。渋谷に段ボールに「FREE HUG」と書かれたボードを持った。無差別通り魔が現れたという。被害者はおよそ70名。被害者の皆首筋に歯形が残っており無差別に噛みつかれたのではないかと予想されている。
しかし不思議なことに被害届は出ておらず、渋谷のハロウィーンの伝説としてごく一部で語り継がれている、、、
JOHN DOE 2014 mixed media
~覆面姿は何を企むか?~
この作品は観光地などにいる似顔絵師にボムライCREWの1人が覆面黒服姿で似顔絵を描いてもらうという作品である。
出来上がった肖像画は人柄もなく、女性なのか男性なのかも判断が難しい。いったいどのような人物なのだろうか、、、
またこの作品は、東京都美術館に上野公園で活動している似顔絵師を実際に来てもらい、お客様に覆面を被ってもらい、覆面肖像画を描いてもらうという参加型パフォーマンス作品としても行った。
ボムライTV 2014 youtube
~集結せよ!!世界中のCREW達よ!!~
この作品は2014年4月から始まったYOUTUBEを利用したプロジェクトである。
現代はYOUTUBEなどで誰でもチャンネルを持てる時代となった、そこでボムライクルーのJOYCEは、ボムライTVという街で出会った何気ない人や動物たち、それをタイトルの着けたコーナーのなかでボムライネームをつけられ、紹介していくという番組を毎週UPすることにした。ボムライTVに出た人は皆が表現者でありボムライのクルーになるというコンセプトである。番組の最後には仲間の証でもある「BRINGBRING」のプレゼントコーナーもある。
PUBRIC ENEMY 2014 movie 8min
~悪とは何か?~
私は「節分」という行事について疑問を抱いていた、古来より忌み嫌われていている存在である鬼を払うという行事に。鬼たちはそこまで忌み嫌われるべき存在なのだろうかと。
そこでボムライは鬼の気持ちをわかろうとした。鬼に扮し、街行く人に豆を出してみたらどうなるか?みんな抵抗なく投げてくる。やはり鬼は悪という認識であった。
増上寺でも同じようなパフォーマンスを行い、皆からいじめられている様な映像を撮ろうとしたのだが、思合わぬ展開になっていく。
なんと長蛇の列に興味本位で並んでいたところ、奇跡的に檀上に上がることができたのだ。その年の年男、年女、有名人などと一緒に豆を投げるという、あたかもヒールだった鬼がその瞬間にスターになったのだ。
今、悪と言われている存在は何かをきっかけに、正義にもなりえるのではないかとユーモアたっぷりに問いかける作品である。
R.O.C 2014~ sculpture
~人類が滅んだ後も生き残れ~
この彫刻作品たちはリサイクルセンターやゴミになって捨てられていたぬいぐるみを使って製作されたもの達である。
かつて持ち主に愛されていたぬいぐるみ達が今はボロボロになって捨てられていたり、ワゴンの中にぎゅうぎゅうに詰められているのを見て、私はせつなさを感じた。それと同時にこいつらに新しい命を与えてやろうと考えた。
ぬいぐるみ達を大量に集め始め、背を裂き綿を抜き取り、皮のみになったぬいぐるみに人類が滅んでも残るであろうコンクリートを流し込み、背を縫い元の形状に戻す。コンクリート固まったら火をつけ、表面の皮を焼く、このような儀式を通してぬいぐるみ達はR.O.Cという名の彫刻作品に生まれ変わるのである。
EXTREAM OFFICE WORKING 2013 mixed media
~見てくれ!!俺のイケてる仕事を!!~
2013年のトランスアーツトーキョーで発表したこの作品は、取り壊される予定の元オフィスビルの一室でパフォーマンスを披露するという作品。
オフィスにあるオフィスチェアやオフィスカーペットでいかに作品を作るか考えたところ。地面にスケボーなどに使われるU字型のランプをベニヤと垂木で作りその上からオフィスカーペットを貼り付け、いかにも地面からランプが出現したかのインスタレーションにした。その上からオフィスチェアでランプを滑るパフォーマンスを行った。
THE WORLD IS MINE 2012 movie
~この世界は俺の物!!全部食ってやる!!~
「TERA TO TERA祭り 西荻映像祭」で出品した作品。西荻窪の町の様々なお店に映像作家がコラボレーションし、そのお店に映像作品を展示するという展覧会に参加させてもらった。私は、お肉屋さんのお店とコラボレーションした。
お肉を使いどんな作品を作ろうか考えた結果。一枚の焼肉プレートに肉で世界地図を形成し、そして一気に過熱。焼けた瞬間!!一気に平らげた!!美味かった!!
この世界は私次第で、どうにでもなるのである
TIKUWA 2012
祈り 2011 movie
~人の人生は一本の線香花火だ!!~
初めて撮ったパフォーマンス作品。初めて一日だけ断食を行い、瞑想した結果。人間の一生は一本の線香花火だという答えが出た。そしてある朝パワースポットに行き体を川で清め、そして祈り、全神経を研ぎ澄まし線香花火を行った。